キジログ@愛

キジちゃんがその隠しきれないバード愛について語るブログ

年上の新入社員を一ヶ月間教育した所感

今回はこの話の続きです。

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リンク先の記事の内容は特に読まないでいいですけど、一言で言うと「今の時代、零細企業にはマジで人が集まらない」という事が書いてあります。

今回は、そんな中なぜか弊社の求人に応募してきた新人に対し、私が教育を施した所感を述べていきます。

ほぼ、その人個人に対する感想になりそうな予感がしますが( ´_ゝ`)

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職歴

過去に弊社と同じ業界(少しだけ客層が違う)に10年ほど勤めていたが会社が倒産、同業の別会社に転職したが数年で退職。退職後はアルバイトで10年ほど過ごす。
昨年、まったく関連の無い会社に就職するも1年で退職。(なんで辞めたのかは理由をぼかして教えてくれない。あるいは辞めさせられたのかも知れない。)
そして、その会社を退職後すぐさま弊社に応募。面接を経て私の判断で採用。「ダメなら切る」ぐらいのつもりで、とりあえずの決定です。

 

リスク

しかしながら社員を採用するにはいろいろなコストがかかります。商品を車で配達をする仕事なのでまずは「営業車」を手配しなければなりません。(この車を手配する仕事も私がやらされました)他にも社会保険への加入やら携帯やらPCやら、いろいろと。

そんなこんなで割と大きめの金を使いました。
正直、弊社みたいな零細からすれば後戻りは出来ない程度の投資額なのですが、本人には「ダメだったら切るからね?」と常にプレッシャーを与えています。

 

人物

基本的に大人しい方です。
客先を訪問したときの挨拶があまりにも弱々しいのでシャキッと元気よく声を出すように毎回言っているのですが、しかし帰り際になると

私「では!どうもありがとうございました!」
新人「ア・・・アーシャタァ・・・」

みたいな蚊をすりつぶしてそれが風化したような声(謎)を発します。
その度に「もっとさ、元気よく声出していこうよ!」と注意するのですが、しかしすぐに忘れてしまうのか次のお客に行ったときにはもう「ア・・・シャス・・・」みたいになってしまいます。

仕事に関して教えているときも割とすぐに忘れます。

新人「ア・・・コレハ・・・アノ・・ドウスレバ・・・」
私「あ、これね。前にも教えたけど忘れちゃったかな?」
新人「アッ・・・アッ・・・」
私「・・・うん。とりあえずもう一度説明するね」
新人「アッ・・・マセン・・・」

みたいに忘れる上に常に小声です。

でも、そういうのって仕方ないんですよね。
どうしても元気に振る舞うのが苦手な人はいますから。彼はきっとそういう人なのでしょう。

だが。

それならば貴様はなぜ営業を志望した?「営業がやりたいです」って言って応募してきたよな?あ?
それと営業車で移動中に雑談してるときな。貴様の話は10個中10個全部つまらないんだがそんな事はどうでもいい。

新人「あ。そういえばキジさん。自分この前家の近くで芸能人見たんすよ。あのアイドルの…なんて言ったかな…えーと、あの髪型に特徴のある(略)キジさんも芸能人って見たことってありますか?」

おい!!!どうでもいい話をしてるときだけは妙に饒舌じゃねぇか!!?その調子でお客にも挨拶しろよ!!あああ!!!

・・・というかさ、何でもいいからもうちょっと、仕事してる時に声出していこうぜ・・・(涙)

 

コミュニケーション能力

「雑談が上手い=コミュニケーション能力」なんて事は勿論ありませんが、先述の通りこのズレた図式にすら当てはまらないのがこの新人さんです。

コミュニケーション能力ってのは要は「意思」のやりとりじゃないですか。相手の要望を正確に受け取ったり、反対に自分の意見を正しく相手に伝えたり、そういう能力ですよね。

私「じゃあ、つぎはこれやっておいてね。これね?(丁寧に指差して伝え)」
新人「アッ・・・マシタ」

(5分後)

新人「アノ・・・ジブン・・・ツギ・・・ナニヲ・・スレ・・バ・・・?」
私「えっ?早いね!さっきの仕事もう終わったの?じゃあまずはそれの確認をするね」
新人「エ・・・?」
私「え?」
新人「エッ・・・?? エッ・・・???」
私「・・・・・・。(こいつ・・・何にもやってねぇ・・・)」

コミュ力がどうこうつーか、まずは日本語が通じないとその先どうしようもないよねっ☆

はぁぁ・・・(涙)

 

事務処理能力

ここまでくれば大体予想できると思いますが一言でいうと絶望的です。

私「じゃあこれ、メモの通りに伝票作っておいてね」
新人「アッ・・・ウィ・・ス・・・」

(5分後)

新人「ア・・・デンピョ・・・ツクタ・・・マシ・・・タ・・」
私「(随分時間かかってんな・・・)うん。じゃあ確認するね」

(確認中)

私「・・・・・。」
新人「・・・・・。」
私「あの・・・なんというか・・・どこが間違えてるか分かるかな?」
新人「エッ・・? エッ・・・??」
私「記入してある数量、全然違うよね?(ニッコリ)」
新人「・・・アッ・・・ア・・・シャ・・・マセ・・・ア・・・」

もはや「まぁそうだろうな」という程度の感想しかありません。

 

意欲

始めはダメでもやる気さえあればいいんです。やる気さえあれば人は成長できますからね。
さて、この新人さんはどうなのでしょうか。

(営業車の中にて)

新人「あの、自分・・・今度あそこのお客さんに飛び込んで営業かけてみたいんすけど・・・いいでしょうか?」
私「え?あのお店は取引ないよ?飛び込むの?」
新人「はい。自分、やってみたいんです」

それなりにやる気はあるようです。私も一安心しました。

私「(でも飛び込みはキツイよ?大丈夫?)でもさぁ・・・」
新人「あ、そういえば自分ラーメンが好きなんですけど・・・あれ、なんて言ったかな・・・割と味の濃いやつで(略)」
私「え?ああ、ラーメン・・・え?(なぜ急にラーメン?飛び込みの話はどこにいった??)」

正直不安ばかりです。にしてもたまに見せる彼の意欲はどれほどのものなのか。
こればっかりは独り立ちさせて実際にどう動くのか、やらせてみるよりありません。

 

今後

いずれにせよ先述の通り、会社として既にそれなりの額を投資してしまった以上、簡単に辞めさせるわけにはいかないのが実情です。しかし投資額を相応に下回る働きだった場合(もしくは会社として彼が在籍する事自体がマイナスだと判断した場合)には、辞めてもらうしかありません。こちらは切実に生活がかかっていますからね。彼のせいで会社が倒産して職探しとか、そんな未来はマジで避けたいです。

とりあえずは私もいろいろ我慢ながら、決して怒らず、優しく諭し、冷静に、分かり易く教え、しばらくの間は彼を教育していくつもりです。それに応えてくれるだけの働きをして欲しいと切に願います。だからがんばれよ!新人のオッサン!!

 

でもなーこの人・・・、何度かは確実に「やらかす」んだろーなー。そしてそのケツは私が吹かなきゃならないんだろなー。やだなー、マジでやだなー( ´_ゝ`)ハァ・・・