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【禁煙】複数の「禁煙本」を読んでそれぞれの感想と効用を記す回【読書感想文】

目下人生最大の関心事が「禁煙」の私ですどうも。( ´_ゝ`)

なかなかタバコを止められないので複数の禁煙に関する書籍を読んで禁煙に対するモチベーションを上げようと思いました。せっかく色々と読みましたので、忘れないうちに書籍ごとの感想を記していこうと思います。

 

『タバコこそ人生。ノースモーク・ノーライフ。煙のない人生は糞。いやマジで』

 

と思う程度にはどっぷりとニコチンに依存している喫煙歴25年の肺真っ黒ヤニカス口臭ウ○コ野郎の私(自虐)ですが、果たして本を読むことでどれほど禁煙マインドに変化があったのでしょうか。

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画像出典:https://news.biglobe.ne.jp/smart/it/1022/6480148395/giz_161021smokingchimp1-thumb-640x426-158610_jpg.html

 

禁煙を考えている方は以下の書評をご参考頂けると幸いです。一緒に頑張って本来の自分を取り戻しましょう。

今までタバコを吸ったことがない、またはすでに禁煙に成功しているとかいうクッソ羨ましい非喫煙者の聖人君子の皆様におかれましてはどうかそのまま正常な人生を歩んで下さい。

タバコをやめる気が無い喫煙者の方に対しては特に言うことはありませんが、マナーだけは守って喫煙ライフを楽しんで頂けると幸いです。

 

それでは参りましょう。

 

 

 

『読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー』アレン・カー 著

最も有名かつ効果も高いド定番の禁煙本です。私はこの本を読んだお陰で過去に3回ほど禁煙に成功しました。ちなみに「俺は何回も禁煙に成功してるぜー!」つーのは鉄板のオヤジギャクですのでどうか皆様爆笑してください( ´_ゝ`)

この本の特徴は、なんと言ってもタバコの精神的依存に対するアプローチが非常に強力である事です。

喫煙の非、無益さを徹底的にあぶり出し、それを目の前に提示させられて「それでも吸うの?え?なんで?もう吸う理由ないよね?」みたいなことを何度も何度も繰り返し言われます。逃げ道は完全に塞がれます。読了後の読者はもはや一言の反論もできず、ただ黙って喫煙具を手放すしかなくなるのです。

喫煙には肉体的依存と精神的依存という二つの側面が存在しますが、私の場合は特に精神的依存が強かったのでこの本は本当に役に立ちました。この本の中で私が最も衝撃を受けたのが以下の一文です。

減煙してみるとタバコの無益さがよくわかります。なぜなら「タバコはしばらくの間吸わなかったときのみおいしく感じる」ということがよく見えてくるからです。コンクリートの壁に頭をぶつけるのをやめたときの嬉しさを味わうために、わざわざ自分から壁に頭をぶつける(禁断症状を味わう)のと同じです。

アレン·カー. 禁煙セラピー . Kindle 版.

初見時には「うっわ・・・」とついつい声が出てしまいました。これぞまさに私が長年タバコを吸い続けながらも理解出来なかった喫煙行為の本質だったのです。

 

この本を読むだけで禁煙できる人も多数いらっしゃるようです。こんな重度のヤニカスだった私でもこの本のおかげで実際に何度も禁煙に成功(以下略)。

禁煙を考えている方は、何よりもまずこの本を読んで下さい。効果は確実にあります。(あなたが余程の偏屈だったり心を閉ざしていない限りは)

読めば読むほど「なんで自分はこんなもん吸ってるんだろう」という気持ちにさせてくれる大変な良書です。もしこの本で禁煙できなかったとしても、タバコという物の本質は理解できますので読んでも決して無駄にはなりません。

・・・さて。それでもやめられなかった偏屈で心を閉ざした糞みてぇなウ○コ野郎(※私)は次へとお進み下さい。

 

禁煙効果:★★★★★ 

読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー [セラピーシリーズ] (ムックセレクト)

読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー [セラピーシリーズ] (ムックセレクト)

 

 

 

『禁煙サプリ: 東大卒医師が明かす最良の禁煙法』幸村百理男 著

タイトルの通り著者は医師なのですが、元々はご自身も重度の喫煙者だったそうで、毎日のようにタバコ、酒、ギャンブルと非常に自堕落な生活を送られていたそうです。

禁煙専門のドクターではない(眼科医だそうです)のですが、ご自身の過去の経験から禁煙にチャレンジする読者に対し終始優しさをもって接してくれます。

本書の主張は「喫煙者の脳の構造は、タバコを吸わないと何をしても喜びを感じられないように変化してしまっている」という事です。人間が本来自然と感じる喜びとは、例えば食事をした結果脳内でドーパミンが自然に分泌され得られるものなのですが、喫煙者は食後にニコチンをキメて脳から強制的にドーパミンを発生させないと喜び(満足感)を得られないというものです。

このような喫煙者の脳の構造が「喜びのダム」という安易な例えでうまく説明されています。喫煙者はニコチンを摂取すると一気に「喜びのダム」が解放されて瞬間的な快楽を得られるのです。しかしニコチンを摂取しない限りこの喜びのダムが解放されることはなく、非喫煙者が通常自然と感じられるような喜びは喫煙者には感じられません。

ドーパミン(喜びに関する脳内物質)の他にも、脳内でのアセチルコチン(ニコチンと形状が類似する脳本来の受容体)の作用や、副腎皮質ホルモン(対ストレスホルモン)の減少、やすらぎ物質(オピオイド系、脳内モルヒネ)、ニコチンの依存度が強い理由、アッパー作用、ダウナー作用、カフェイン・アルコール・ギャンブルとの親和性、鬱病との関連性などが分かりやすく解説されており、喫煙行為に対する理解がより一層深まります。

また、先述の『禁煙セラピー』とは違い、本書ではニコチンガムやパッチを使用した禁煙方法を推奨しています。(禁煙セラピーでは、あらゆる代替品は使用するべきではないと書かれています) 代替品を使用しない「根性禁煙」は辛いだけで失敗時の精神的ショックも大きいとの理由から、本書では推奨されていません。

著者は眼科医ですが、一部の「禁煙外来」の医師(呼吸器系)の対応を非難しています。というのも、呼吸器系に進む医師はそもそもタバコを吸わない人が多く、実際の診察現場においても患者(喫煙者)の気持ちが軽視されている傾向があるからです。またチャンピックスなどの禁煙補助品を服薬しても統計的に見て禁煙成功率はあまり高くないそうです。

この禁煙外来の医師に関しては、実は私にも覚えがあります。
今からもう10年位前の話ですが、意を決して禁煙外来に行ったらまるで患者に興味が無いような感情のない医師にチャンピックスを処方され、指示通りに服用しましたが結局やめられませんでした。健康診断の「診察*1」でもそうですが、タバコを吸ったことがない医師に「タバコは身体に悪いのでやめましょう」とか言われてやめられるんなら誰も苦労はしないのです。

私はこの本を読んでとりあえずニコチンガムを買いました。…え?あ、はい、おかげさまで今のところ私の経過は良好ですけど?(濁した言い方)

タバコの作用が分かりやすく解説され、タバコに対し冷静に対処できるマインドが自然と形成できる良書。禁煙セラピーでダメだった方は是非こちらをご一読ください。

 

禁煙効果:★★★★★

禁煙サプリ: 東大卒医師が明かす最良の禁煙法

禁煙サプリ: 東大卒医師が明かす最良の禁煙法

 

 

 

『吸いたい気持ちがスッと消える 医者が教える最強の禁煙術』奥仲哲弥 著

著者は外科医の方です。外科医ゆえ肺ガンの手術に何度も立ち会っており、その悲惨さを実際に目で見て知っています。

本書では喫煙による健康被害を紹介し、それらを理解させることにより喫煙者を禁煙へと促すアプローチを取っています。いわば昔からある王道的手法です。読むと確かにCOPD(慢性的に呼吸が苦しくなる病気)の辛さや、肺ガンを患った場合の厳しい現実などが理解出来ます。

しかし喫煙者はタバコに健康被害があることなどすでに知っています。確かに詳しい被害や実際の苦しさこそ知りませんが「タバコを吸えばガンになるリスクが数倍になる」ぐらいは誰でも知っているのです。やめなければいけないと分かっていながら、それでもどうしてもやめられない。これがタバコの怖さであり、喫煙者の持つ最大の苦悩なのです。

著者は恐らく今までに一度もタバコを吸ったことがないのでしょう。少なくともニコチン依存の状態にはなったことが無いはずです。(本書内でも著者が元喫煙者であるとの記述はありません) 薬物依存を経験したことが無い人には、その苦悩の深さは分からないのです。

と、ここまで否定的な意見を書きましたが、しかしこの本にもそれなりに禁煙効果があります。本書の構成で面白いのが、まずはじめに「吸いたくなったときの対処法(運動や呼吸法など)」の説明からはじまり、続いて「健康被害」の説明へと移行する点です。はじめに対処法を伝授してくれるのです。この順番ゆえ、健康被害に恐怖心を抱いてもそこでタバコに逃げずやめられる気持ちにもなるのです。個人的には「吸いたい気持ちを紛らわす呼吸法」は大変為になりました。

心を開いて健康被害の現実を直視したい方はこの本を読んでみるのもいいと思います。

 

評価:★★★☆☆

吸いたい気持ちがスッと消える 医者が教える最強の禁煙術

吸いたい気持ちがスッと消える 医者が教える最強の禁煙術

 

 

  

『頑張らずにスッパリやめられる禁煙』川井治之 著

著者は禁煙外来の医師で、ネット上でも「禁煙センセイ」としても活動しておられるベテランの先生です。冒頭に「禁煙できないのはあなたの意志が弱いからではありません」との言葉が有り、そこからは終始一貫してセンセイの優しい言葉が続きます。

ざっくりした内容としては、「ニコチン依存には種類があり「体の依存」「習慣依存」「心の依存」の3つが存在します。これらを理解せず根性だけで禁煙するのは、一人で武器も持たず3人の相手に立ち向かっていくようなもの。」といったもの。

これら3つの依存に対してひとつひとつ丁寧かつ理性的な説明がなされ、最終的には禁煙に対し体系的な理解が得られるようになっています。(なのでページ数は結構あります)

センセイは禁煙が続かない理由を、それぞれ「『禁煙セラピー』だけでやめられないのは、心の依存にしか効果が無いから」や、「禁煙外来でやめられないのは、体の依存にしか効果が無いから」などとし、これらを総合的に理解し対処することが大切だと説きます。

禁煙を志した人が初めて読む書籍としてはとても良いと思います。
ただ、禁煙に関する全ての問題をカバーし過ぎるがゆえ内容が多岐に渡っており、読んでいるうちにその人にとって本当に必要な依存解消方法の部分がぼやけてしまうという問題点があります。つまり読んでいるうちにちょっと何がなにやら分からなくなってしまうのです。(私の理解力が不足しているだけかも知れませんが)

とはいえこれほど禁煙に対し体系的な理解を深めてくれる本を私は他に知りません。読んでも我々ヤニ厨に対する厳しい表現などは一切出てきません、というよりも若干甘やかされている感すらあるレベルです。そう、禁煙センセイはとても優しいのです。

禁煙セラピーでダメだった方が次に読むのにベストな一冊です。

 

禁煙効果:★★★★☆

頑張らずにスッパリやめられる禁煙

頑張らずにスッパリやめられる禁煙

 

 

 

『マンガで分かる心療内科 依存症編(酒・タバコ・薬物)』ゆうきゆう/ソウ 著

ご存じの方も多いと思いますが、こちらは心療内科の医師がやっている有名なWEBマンガの「依存症編」です。

文字を読むのが面倒くさい人はサラッとマンガで理解するのが手っ取り早いです。ここまでご紹介してきた書籍ほど理解が深まる訳ではありませんが、依存症というものの全体像を把握する上では大変分かりやすく読みやすい内容となっています。

禁煙を決意したらいちばん始めに読んでみるのが良いかもしれません。

なお私は出てくるキャラの中ではドーパミンのドパ美ちゃんが好きです(告白)

 

禁煙効果:★★★☆☆

マンガで分かる心療内科 依存症編(酒・タバコ・薬物) (ヤングキングコミックス)

マンガで分かる心療内科 依存症編(酒・タバコ・薬物) (ヤングキングコミックス)

 

 

 

『人生最後の禁煙にする最高のメソッド』カルロ・クマ 著

ここまでは現役の医師により執筆された書籍でしたが、以下の2冊は在野の方がKindleで上梓した禁煙本となります。 

この著者がどんな方なのかは存じませんが、しかし医師でないからこそ書けることがあるのも確かです。中でも私がついつい同調してしまったのが

タバコを吸っている時に自分も認めたくなかったのがこの事実です。
タバコを吸うやつは「レベルが低い」という世の中の認識です。周りでタバコ吸っている人が、どんな人たちか考えてみてください。どんな職業の 人たちの喫煙率が高いか……。職業に貴賤はないといいますが、おおよそ ブルーカラーな職のイメージが強いはずです。いわゆる低学歴の方々がつくといわれている職です。実際にアメリカの調査ではありますが、学歴が高い男女ほど喫煙率が低いことが示されています。

カルロ・クマ. 人生最後の禁煙にする最高のメソッド: 簡単に禁煙できる知的禁煙術の決定版 (JS出版) (Kindle の位置No.500-505). Kindle 版.

(※文字強調は当ブログ執筆者による)

こんなもんガッツリ偏見丸出しでポリコレ的にも「絶対に言ってはいけない」類の発言なんですけどね、でもですね、正直言ってタバコを吸ってる人ってこういうイメージありますよね(まぁ私がそのタバコを吸ってる人なんですが)。そういえば収入が低い人ほど喫煙率が高いというデータもあったはずです(まぁ私がその収入が低い人なんですが)。

医師ではなく一般の方が禁煙について語る場合、おおよそ最終的に「個人の体験談」に帰着しやすい傾向があります。あと、なぜか文中に「(笑)」がよく出てきます。(笑)

とは言え本の内容はきちんとしています。Kindle Unlimitedなら無料で読めるので登録されている方は読んでみても良いかもしれません。↓加入はこちらからどうぞ↓

 

禁煙効果:★★☆☆☆ 

 

 

 

『禁煙の手順お教えします。』シンプクリア 著

こちらもKindle Unlimitedで読める在野の方の著書です。繰り返しになりますが、在野の方ですので医師が絶対に書けないような事が書けるのです。(社会的責任という意味で)

本書も内容としては基本的にちゃんとしています。これまで何冊かの禁煙本を読んでいる場合には、読んでも特に目新しい点はないのですが、しかし1点だけ今までに無い斬新な禁煙方法が紹介されていました。それが『アメスピ禁煙法』です。

これは現在吸っているタバコの銘柄を「アメリカンスピリッツ(添加物を一切使用していないタバコ)」に換えてまずは「添加物への依存」を排除して「純粋なニコチン依存だけの状態」に体を持っていきそこではじめて禁煙を開始するという手法です。なんでしょう、これは民間療法的なやつなのでしょうか。

この本が伝授する禁煙の手順も、基本的には著者の個人的な体験に基づいています。それが悪いというわけではありませんけど、とある個人の成功体験が必ずしもそのまま全ての人にあてはまるものでないのは言うまでもありません。

ちなみに私、初めて聞くこの「アメスピ禁煙法」がどうしても気になってしまい、禁煙中にも関わらずアメスピを買って数本吸ってしまいました。なんだかよく分からない気持ちになりました。そして押し寄せる後悔。…残りのアメスピは水に浸して捨てたサ( ´_ゝ`)

 

 禁煙効果:★★☆☆☆ 

 

 

まとめ

多くの禁煙本に共通して書いてあること

  • 根性だけでは禁煙は出来ない、ニコチンをナメるな
  • 禁煙は誰にでも出来る
  • 禁煙が続かなかったのはやり方が間違っていただけ
  • たとえ禁煙に失敗したとしても元の状態に戻るだけで決してマイナスにはならない
  • 運動は禁煙に効果がある
  • タバコを吸うメリットはただの一つも無い
  • 喫煙者がタバコに感じるメリットは全て幻想
  • 逆に禁煙にはメリットしかない
  • 読者のみなさんが禁煙に成功されることを切に祈っております(愛)

など

 

個人的なまとめ

タバコを吸わない方からすれば「たかが禁煙」なのでしょうけど、冒頭にも書いたように私にとっては現在の人生最大の関心事です。そうでもなかったら苦労してこんなにたくさんの本など読まずにさっさと喫煙者に戻っています。

「タバコなんてちょっと体に悪いただの習慣」

そんな風に思っていた時期が私にもありました。ここ十年ぐらいは禁煙しようなんて思った事もありませんでした。それでも「いつかはやめなきゃなー」という曖昧な感情は常に持ち続けていました。

今回の私の禁煙チャレンジは、はじめは経済的な理由からでした。しかし本を読みタバコに関する知識が深まれば深まるほど、お金以上に、時間以上に、私の「人生そのもの」がタバコによって奪われていたことを理解できるようになったのです。

おかしな考えかも知れませんが、今回私が禁煙をするにあたってもはやお金や健康などどうでもいいと思っています。私は私の人生、その全てを充実させるためにタバコをやめたい、そう強く願っているのです。

 

と、そんな訳で私は現在絶賛禁煙チャレンジ中なのですがとりあえずマンゴー味のニコチンガム美味しいです。ニコチンガム美味しいです。とても美味しいです。美味し(›´ω`‹ )ハァハァ(中毒) 

 

禁煙効果:★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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*1:健康診断に行くと医師による「診察」とかいう項目があるじゃないですか。「どこか気になるところはありますか」と聞かれて「いや、特にないです」と返して「そうですか。タバコはやめましょうね」って言われるだけのやりとりを毎年繰り返しているんですけどこれって何の意味があるんですかね( ´_ゝ`)